2007年01月02日

孫子兵法を学ぶ意義

『客観的に哲学的な立場から見ると、「生きている」ということは、「トラブル(苦労・心配・面倒・厄介・紛争・騒擾)を起こすこと」であるから、これを敷衍すると好むと好まざるとに拘わらず、畢竟(ひっきょう)、実人生の世界は戦いであり、その最たるものが即ち戦争であると言わざるを得ない。

 言い換えれば、人生は常に冷酷な生存競争の戦いの連続であるから、そのような場におけるそれぞれの矛盾解決を目指す主体的な努力なしには、我々の良く生きる道はないのである。

 このゆえに、勝つため、あるいは負けないための戦争法則を鋭く洞察し、その説くところの戦略・戦術の深遠さを以て世に名高い兵書「孫子」を学ぶことは、取りも直さず実人生の世界を強く生き抜くための叡知を磨くことに他ならず、孫子が「最古にして最新の稀有な書物」と称される所以である。』

 以上は「孫子に学ぶ脳力開発と情勢判断の方法」http://sonshi.jp/ 基礎編の第一回解説テキストからの引用であるが、様々なリスクに直面する現在の企業が矛盾を解決しゴーイングコンサーンを維持する上で「孫子」を学ぶことの意義がここに見出されるのである。